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【裁判報告】 2017.3.3 民事裁判が和解成立しました

  1. 2017/04/30(日) 20:31:34_
  2. 裁判報告
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娘さつきのファミリー・サポート・センターでのうつぶせ寝事故の民事裁判は、2017年3月3日の期日で、
被告3者(八尾市・ファミサポ実施の八尾市社協・援助会員本人)との間で和解成立しました。
(和解についての報道です。朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/photo/AS20170303004863.html

2010年の事故以降、あずかり会員には面会を拒否され、行政は「当事者解決」を盾にして
申し入れや署名活動での事故調査要望に応じず、3年間実質放置された状態からやむなく提訴し、また3年…、
やっと、裁判は終わりをむかえることができました。

行政の責任こそ認められませんでしたが(これはファミサポ制度設計そのものの問題だと思います…)、
6年かかってやっと、さつきの事故と死亡に預り手の過失責任があった、ということが裁判所によって認められました。
公の制度でありながら、裁判までしないと謝罪はおろか認めてももらえない!…という、
普通に考えるとまったくおかしな話なのですが、そのことはこれから、
裁判とはまた違った方法で国や保育行政に働きかけていきたいと思います。

(3月末には刑事事件での処分もあり、不起訴の結果ではありましたが、これは密室という事故の状況、そして当人の自白がないという条件下では仕方ないかと思っています。保育事故に共通する課題でもあります。。。)

和解については直前(前日の夕方)まで最後の調整が続いており、2月からずっと心も体も落ち着かない日々でした。
援助会員の責任は認められる一方、行政の責任までは難しい…という前提での和解協議には
考えの整理や譲歩も必要で、難しい局面も多々ありましたが、
ひとつひとつ家族や弁護団の方々と熟考するという過程を重ねてきたので、最終得られた結果には納得しています。

何より、事故から6年、当事者達に「おたくの子どもは勝手に死んだのだ」とさつきの事故が無視され、
裁判では攻撃すら受け続けてきた状況だったので、やっと「さつき事故は援助会員に責任がある」と
客観的に認めてもらえたことは大きかったです。
これで、被告側も認めざるを得なくなりました(おかしな話ですが現実です)。ほんとうに、やっと…の思いです。

密室でのあずかりで、援助会員が事実をきちんと述べていない状態での裁判は圧倒的にこちらにとって不利で、
敗訴しても仕方がない条件でしたが、それでも何かが明らかになれば、との思いではじめた裁判でした。
そういったことからすると、「今ある状況や条件の下での最大の結果」が出せたのではと捉えています。

元々裁判自体が本意ではなく、争わない形での解決を求めていましたが、被告側の不誠実な対応故に、
それはかないませんでした。
また、さつきが返らない以上、どんな結末になっても「満足」な終わりなんてないだろうな、と思っていました。

和解の道を選んだことで、援助会員の女性に直接さつきに謝罪させる(あえて「させる」と書きます)場をもつことができました。
事故後わずか一ヶ月で面会を拒絶され、事故の事実から逃げ続け、
裁判や尋問では幾度となく私たちを落胆させた援助会員の目前に、これで最後との思いで
さつきの写真と遺骨を連れていき、
さつきがどんなふうに事故から3年を過ごしたかを伝えることができました。
これができたのは和解ならではのことです。

八尾市・社協の行政についても、和解条項において今後への前向きな約束をしてもらうことができました。
判決だと「行政側には一切責任なし」だけに終わっていたかもしれないことを考えると、
和解したことでこれからの制度改善を求めていく足掛かりができる形になり、これでよかったなと思っています。
行政の責任については、制度設計上の問題によるところが大きいため、今後も裁判とは別の形で
働きかけを続けていきたいと考えています。
活動は、引き続きこちらのブログで発信していきますのでよろしくお願い致します。

和解と会見・報告会を終えた後は、疲労と「終わったなぁ」感で脱力・ぼんやりしつつも、
待ったなし!の子どもたちの世話に遊び、ISA(赤ちゃんの急死を考える会)が国へ申し入れ行動する為の作業や、
和解成立の結果をもって厚生労働省と内閣府への申し入れ…など、
裁判していた頃とそんなに変わらない慌ただしい生活?を送っています。それでも、
裁判が終わったことで、気持ちがほっと安心しているところは大きく違うな、と感じています。

ここまでの結果が出せたのも、いろいろな形で支えてくださった皆様のおかげです。
ほんとうに、わたしたちだけでは到底やってこれなかったと思います。
ありがとうございました。ただただ感謝の思いです。

◎5月27日に、裁判全体の報告会&感謝のつどいを企画中です。ぜひ多くの方にお集まりいただきたいと思います。

日時:5月27日(土)11時~14時(予定)
場所:八尾プリズムホール5階レセプションホール(八尾市)

お問い合わせは、メールフォームもしくはtwitter @FGMaki までお願いします。


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ようこそ

satsuki-moonlight

Author:satsuki-moonlight
2010年11月、ファミサポを利用した1時間のあずかり中に、娘のさつきはうつぶせ寝の心肺停止状態で発見され、その後脳死状態となり、2013年10月に亡くなりました。事故と、事故以降の記録です。

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