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PRESIDENT ONLINEの記事(保育事故の補償)で、事例紹介いただきました「民間保険のカベ」と、事故対応の見えない格差について

  1. 2015/01/26(月) 06:45:02_
  2. 【お知らせ】
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「保育園を考える親の会」代表の普光院亜紀さんが、PRESIDENT ONLINEに、
保険問題についての記事を寄稿されています(1月23日)。

【新制度の保育、事故の補償に格差あり】 http://president.jp/articles/-/14411

この春から施行される「子ども・子育て支援新制度」、
従来の認可保育所に加えて、小規模保育や家庭的保育(保育ママ)なども「認可」の仲間入りが
できることになるのですが、
実はこの小規模保育や家庭的保育の事業者(「地域的保育」と位置付けられています)は、
従来の認可が加入している公的な補償保険「独立行政法人 日本スポーツ振興センター」の共済保険、
に加入できない…という問題を取り上げておられます。

関連して、私たちが娘の事故以降、「民間保険会社」の代理人が早期に登場したことで
援助会員と直接話すことができなくなり
結果、いまも裁判でその弁護士(そのまま援助会員の代理人を務めています)
と争うことを余儀なくされている…という現状も、書いてくださいました。

私は「赤ちゃんの急死を考える会」の活動で、たくさんの保育事故事例を読み、当事者の方とお話していますが
死亡事故のほとんどは、公的保険のない「認可外」の施設・託児・保育ママで起こっています。
そして、民間保険会社の「過失・事故証明なければ補償なし」の壁にともない
(公的保険は過失責任を問わず一定の補償があります)
金銭的な補償以前に、「真実が語られない」
「保険会社の弁護士が代理人として登場し、当事者と話せなくなる」
「謝罪すらない」状況に、
「保険会社の弁護士を相手に訴訟」せざるを得ない、という事態を招いています。
そして原告は、莫大な費用と労力を自らで負担しなければなりません。
そういった遺族は、私たち以外にもたくさんいます。

私の娘の事故では、保険会社から派遣された弁護士(顧問弁護士?)が被告の代理人となり、
結果として、今も裁判で全く事実無根な主張を繰り広げられています。
本人たちも、おそらく自分たちの主張がでたらめとわかっていながら、主張することが裁判=争いであり、
こちらはそのひとつひとつに対応せねばならず、こんなに悔しく苦しいことはありません。
子どもを亡くし、事実を知り穏やかに解決されたい…というせめてもの願いすら叶えられず、
さらなる苦しみを余儀なくされている当事者が、今も絶えないのが現状です。

全ての子どものあずかり事業が、公的保険で補償される・・・というのは、理想ではありながらも
なかなか難しい話とは思いますが
少なくとも、今回「認可」となる小規模・保育ママ等の施設や事業に加入が認められない、というのは、
本来おかしな問題です。

子どもには何の責任もないのに、「認可」の中で、預け先によって保育環境や条件がかわるだけでなく、
保険補償までも格差がある。
この問題は、正しく広く知っていただきたいです。

(個人的には、やはり保育の質すなはち環境や資格者の基準などの違いが、
加入できない主な原因なのでは…と感じています。
行政側の、「事故発生状況を調査して検討したい」という見解も、それを示しているように思えます)

さらに、
普光院さんの記事でも触れていただいていますが、子どもの預け先による格差は、保険問題だけではなく
たとえば「事故があった時の対応」においても違いがあります。

現状、保育施設等で事故があった際は、行政への事故報告がされているものと思いますが
実際のところ、報告の「義務付け」まではされていません。
(ファミサポにおいては、娘の事故が起こってから初めて、報告様式と報告のお願い通知が作られました)
「義務」でない以上、とくに認可外の小規模事業において、
死亡事故が起こっても報告されていないケースが存在しています。

この春から施行される新制度においては、事故の報告について
新制度での認可施設については、報告が義務付けられることになりました。(ざくっとした説明ですすみません)
現状、全施設「義務」ではなかったところから、一部であれ「義務」付けられることになる…というのは一歩前進、
ではありますが
大事なのは「では、依然義務でないところについて、今後具体的にどうしてく方針なの?」というところだと思います。
厚労省が把握しているだけでも、認可施設と比較して、認可外施設の死亡事故発生率は約45倍と出ています
(現状では報告されていない事例もある…ということを考えると、実際の数字はまた異なるのかもしれません)
やはり、報告義務を全施設・事業に課していかない限り、ほんとうの事故再発防止にはならないのでは、と思います。
ここの具体的な解決方針が見られないことに、疑問を覚えています。

保険問題と同じく、「ダブルスタンダードであること」「その改善策・行動が見えてこないこと」に、
疑問を感じています。

預けられる先によって格差が出てくるような仕組みは、やはりおかしいと思っています。
ひとりひとりの子どもには何の責任もないのに…。

すべてのこどもに、安全で安心して成長できる場が等しく保証される保育政策であってほしい、と願います。


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satsuki-moonlight

Author:satsuki-moonlight
2010年11月、ファミサポを利用した1時間のあずかり中に、娘のさつきはうつぶせ寝の心肺停止状態で発見され、その後脳死状態となり、2013年10月に亡くなりました。事故と、事故以降の記録です。

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