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【裁判報告】2015.3.19 第八回口頭弁論がありました(途切れそうな気持ちを繋ぎつつ、新年度へ)

  1. 2015/03/29(日) 23:58:15_
  2. 裁判報告
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まもなく3月も終わり、新年度を迎えようとしています。
その前に、裁判報告のブログを更新しておきたいと思います。

事故から4年以上、相手方当事者ふくむ行政(八尾市・八尾市社協・大阪府や厚生労働省)への申し入れや
地域や保育運動の方々へのアピールや訴え、そして会見や取材など報道への発信や、シンポジウム等での発表など
数多くの 「起こったことや 自分の考えをまとめ、文章に書き、発信する」 機会があり
集会(「子どもの命と安全を考えるつどい」)を機に行っているメール配信や、このブログなどでも
幾度となく、「思いを書き起こす作業」をしてきましたが

先日の期日が終わり、この2週間あたりは、今までになかった感覚に襲われていました。

思いを文章にする作業に対し、とても億劫に感じてしまい、
「意欲がわかない」「できればやりたくない」という思いと
「でも書かなきゃ」「記憶と感覚が新しいうちに残しておかなきゃ」
「伝えなければ」という焦りが、じぶんの中で相対し、
結論、しばらく放置状態にしていました。

事故からの苦悩の日々や、現実の理不尽さ、自分たちの思いや考えをまとめる作業は、容易なことではないので
これまでにも、さまざまな作業の過程で何度も 「辛くていやだな」はありましたし、
なかなか手がつかずで、時間だけが過ぎていくことも往々にしてあったのですが

今回のように、特に「いや」「辛い」という理由や感覚があるわけではなく
なんとなく、意欲がわかず、気が乗らない・・・といった感覚が長く続くのは初めてのことだったので
自分でも少し、戸惑っています。

裁判も8回が過ぎ、すこし糸が切れかかったような状態にあるのかもしれません。

とはいえ、裁判は決して安心できるような状況ではなく、まだまだ難しい局面が続くのですが
だからこそ、その連続体の中ではや1年以上を過ごし、
少し心が落ち着いていない(ふわふわと宙に浮いているような)状態のような、
そんな感覚がしています。

今日ここで作業にかかったのは、最近息子との”寝落ち”が続いて今晩は目がさえてしまっていることや
冒頭に書いたように、もうすぐ新年度を迎えるにあたり、
裁判報告を積み残したままで3月を終えてしまうのも、気分的にすっきりしないな、と思ったことなど
きっかけがあってのことで

何はともあれ、こうしてパソコン机に向かい、
文書を書き始めることができた(そしてすでに長文)のだから、あえて書き記すことでもないのですが
事故から、裁判ふくめさまざまな「たたかい」をするにあたって
このような現実=こころの状態や揺れ もある、ということも
ひとつには自分の記録として
また、ひとつには このブログを読んでくださる方や、支えてくださるかたに知っていただきたいこととして
ありのまま残しておくことも、意味があるのではないか、と思いました。

本題の、裁判報告を致します。

先日19日に行われた期日にも、雨にもかかわらず、席がうまるくらいの傍聴参加がありました。
今回から、3名の裁判官のうち、左陪席の方が交代となっていました。

今回は、私たち原告側から、援助会員が救急通報をした際の八尾市(消防)の対応について、
請求原因(過失)の追加を行ったためか、八尾市側からの傍聴・出席が増えていたように思われました(推測です)。

また、私たち原告からは第5準備書面を提出し、うつ伏せでの窒息機序に関する主張の補充を行いました。
慣れないうつぶせ寝により、鼻口部の閉塞や、再呼吸にからむ高二酸化炭素や低酸素状態、嘔吐などが
複合的に生じたことで、さつきは窒息を起こしたと考えられることを、
医学論文やビデオ(「赤ちゃんの急死を考える会」作成の、うつぶせ寝にした状態の乳児の挙動を撮影した動画)
を用いて、丁寧に詳しく論じました。
また、これまでの被告援助会員の釈明(主張)内容から、
異常が発見された時のさつきの顔は真下を向いていたと考えられることも主張しました。

前回と今回で、約4ヶ月に渡るこの間の書面作成はたいへん苦しい作業でしたが、
弁護士の先生方や、支えてくださる方々とともに苦労を重ねて作りあげたので、出来上がったものには満足しています。

一方、被告の援助会員側からは第4準備書面が提出されました。
書面自体は表紙を含み3枚と、わずかなものでしたが

「素人であるボランティアによる短期間の補助的な預かりに対して専門家たる保育士による保育などの水準を
期待することはできない」
「身内の人間が行うべき程度の誠実さをもって通常人であれば尽くすべき注意義務を尽くすことが
要求されるにとどまる」
「当時に身内の人間が行うべき程度の誠実さの内実としてうつぶせ寝にしてはならないとの社会通念は
存していなかった」
などとし、結局のところ、「自らに責任はない」とする主張がされました。

わたしたちにとっては、これまでの経過から予想はしていたことですが、
これは、一般のファミサポ利用者の方々にとっては、大変驚くべき事態なのではないかと思います。

信頼してあずけたはずの人が、万が一のことが起こった際には
「私はプロではないので、そのような責任を求められても知りません」
と言いますよ、ということなのです。
(補足しますと、援助会員の代理人弁護士は、ファミサポ補償保険の顧問弁護士だそうです)

これがファミサポの全てだとは言いませんが、(そうでない方が大半だと信じたいです)
「十分ほかでも起こりうる現実」であることは確かです。

このことは、やはり私たちが伝え、多くの方に知って考えていただきたいと強く願っています。

裁判は10分程度で終了し、次回期日は5月21日(木)16:30~に設定されました。
その準備として、原告からは小児科医師の意見書提出と、今回の提供会員書面に対する反論を提出することになり、
被告側からは今回の原告書面に対する反論が提出されることになりました。

いずれも提出期限は4月末なので、間もなく、イヤでもまた動き出さなければならなくなります。
改めて、生活(人生)を背負いつつ裁判するための時間の流れや、エネルギーの配分を思います。

裁判終了後の報告集会では、参加の方から貴重なご意見を頂戴し、
励みになるとともに、改めて気づきをいただくことができました。

多くの方の、さまざまな形での支えがあってこそ、ふらつきながらも見失うことなく、
なんとかやってこられているのだと思っています。
おかしいな、と感じた時には休憩も入れつつ、新年度に入ってもぼちぼちと頑張っていきたいと思います。

これからもよろしくお願い致します。


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Author:satsuki-moonlight
2010年11月、ファミサポを利用した1時間のあずかり中に、娘のさつきはうつぶせ寝の心肺停止状態で発見され、その後脳死状態となり、2013年10月に亡くなりました。事故と、事故以降の記録です。

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