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【裁判報告】2015. 5. 21 第九回口頭弁論がありました

  1. 2015/06/30(火) 23:44:00_
  2. 裁判報告
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久しぶりの更新となってしまいました。
ご覧いただき、ありがとうございます。

4月に新しい職場での勤務が始まり、心身ともに慌ただしい日々を過ごしています。
第九回裁判期日(2015.5.21)終了後、めったにひかないはずの風邪をひいてしまい、
完治するまでに2週間もかかってしまいました。

もう一ヶ月が経ってしまいましたが、5月の裁判について報告したいと思います。

私にとっては、拍子抜けと無力感と憤りとが入り混じる、なんとも言い難い回でした。
(そのせいもあって、再びブログ更新から気持ちが遠のいていたのかもしれません。)

前回(3月)の第八回期日で、私たち原告からは
・援助会員が救急通報をした際の八尾市(消防)の対応について(対被告八尾市)、
・うつ伏せでの窒息機序に関する主張の補充と、被告会員の過失について(対被告ファミサポ援助会員)を行い、
医学論文や、うつぶせ寝にした状態の乳児の挙動を撮影した動画資料などを用いて、丁寧に詳しく論じました。
(詳しくは、こちらをご覧ください)

そして今回、おそらく被告から、私たちが前回・前々回の4ヶ月に渡って詳しく主張した内容について
何らかの反論があるもの…と思われたのですが
被告側からは、八尾市が八尾市消防の救急通報時対応に関する主張(反論)を提出したのみで
援助会員からは何の書面も主張も提出されませんでした。
(双方の書面は、各期日の数日前に設定した期限までに、あらかじめ提出することになっています)

私たちは、いったい被告がこれまでの私たちの主張をどう受け止め、何を考えているのか
どういうつもりなのか、
大きな疑問と不安な気持ちをかかえながら、緊張して裁判期日を迎えたのですが
いよいよ法廷で期日がはじまっても、被告援助会員のほうから何かが提示されることはなく。
そして、裁判官から「被告援助会員からの主張がありませんが、出しますか」との確認があってはじめて、
援助会員の代理人弁護士が「あ、はい、次回」とあっさり答える姿を目の当たりにし、ガクッと拍子抜けしたのでした。

正直、なんやねん、と思いました。
被告側(とくに援助会員)の意図するところはわかりませんし、なぜ今回に何もださなかったのか、は判りません。
ただ、私たちにとっては
あんなに苦しい思いをして、全力で、4ヶ月に渡って渾身でぶつけた主張を
物言えず亡くなった娘のためにと、数少ない情報と限られた材料の中で、必死で取り組んだ書面を、
まるで相手方には”何とも思われていない”ような、私たちの主張や訴えが軽んじられているような、
そんな気持ちになり
たいへん脱力し、また憤りを感じる瞬間でした。

弁護士の先生には、民事裁判とは、アンフェアに感じるかもしれないけれど、そんなものだよ
(原告はこんなに頑張って主張する必要があるのに対し、被告はのらくら逃げたり、言い訳を続けるだけでも成り立つ)
となぐさめていただき、あぁこんな思いをしたのはそういえば初めてではないな、
民事裁判ってもともと構図的にそうだったな…、と、頭では納得できるのですが
やはり気持ちを落ち着けるには、多少時間がかかりました。

加えて、前回(5月)に被告援助会員が提出していた書面が、わずか3枚(表紙含む)で
それまでのわたしたちの主張内容にはほぼ踏み込まず、
「そもそも素人なので責任はありません」
「うつ伏せは危険とは当時言われていませんでした」(※当然、そんなわけありません)
という、私たちだけでなくファミサポを利用されている方にとっても驚きの、
トンデモなく、大雑把で、短い主張のみだったこともあり

被告側の本意は判らない…とはいえ、こういうことが二回続いたことで、
「ああ、被告側ってこんなかんじでもいいものなのか」と
原告に必要とされる労力の違いや、裁判に対する温度差を再度感じ、また空しくなってしまいました。

私たちは、大きな壁(事故の背景、制度の問題、裁判制度など、あらゆる状況・環境)の前で、ひたすら無力だなぁと
それでも、あるものを出し切って、たたかうしかないのだなぁと
改めて感じました。

正直、投げ出したくなる時もありますが、私たちが止まると、すべて「無かったことにされる」だけであり
何より娘のことを思うと、そして私たち家族とさつきの事故以降の苦悩や、数々の悔しさを思うと、
とうちゃんかあちゃんがやるしかない、と思います。

期日の話に戻します。
今回、私たち原告からは、被告援助会員の前回主張(「素人なので責任なし」と「うつぶせは危険と言われてなかった))に対する
丁寧な反論の書面と、
二名の小児科医の先生による、RS原因論に関する意見書を提出しました。
臨床経験の長い、ベテランの先生方が、私たちの主張(RS原因論への否定)をバックアップしてくださいました。
次回の期日で、意見書を踏まえて主張の補充を行います。

次回の第10回期日は7月14日(火)16:00~、大阪地方裁判所 810法廷 に設定されました
(いつもと場所・時間が違います)

今後、私たち原告からは、子どもの発達の観点から専門の先生方のご協力をいただき、
うつぶせ寝についての主張の補足を行う予定です。

5月25日はさつきの5回目の誕生日でした。
支援くださっている方々のお声かけもあり、今年も近鉄八尾駅前で、事故と裁判の訴えを行いました。
1時間半ほどで、約1000枚のチラシを受け取っていただけました。

今年の秋で、事故から5年になりますが
あたたかい支援の輪、はげましの声、しずかに見守ってくださる友人や仲間のおかげで、事故は風化されることなく、
わたしたちも前を向いて暮らすことができています。
裁判についても、弁護士の先生方だけでなく、保育関係の先生、小児科医の先生、さらには発達の先生へと、
さつきネットワークはあたたかな広がりをみせています。
今回も、皆様の応援のおかげで、傍聴席はいっぱいになりました。

私たちだけではとうてい抱えきれないような、いろいろな心・頭・体への負担を、
みなさまが一緒に、分け合って背負ってくださっているような、
そんな気持ちがしています。
いつもほんとうに有難うございます。
今後とも、よろしくお願い致します。

もうすぐ、一区切りの夏がきます。
そのころに、裁判以外の取り組みについても、もっと発信できれば良いなと思っています。

長文にお付き合いいただきありがとうございます。





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ようこそ

satsuki-moonlight

Author:satsuki-moonlight
2010年11月、ファミサポを利用した1時間のあずかり中に、娘のさつきはうつぶせ寝の心肺停止状態で発見され、その後脳死状態となり、2013年10月に亡くなりました。事故と、事故以降の記録です。

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