スポンサーサイト

  1. --/--/--(--) --:--:--_
  2. スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

【裁判報告】2015. 10. 29 第12回口頭弁論がありました。

  1. 2015/12/06(日) 23:47:03_
  2. 裁判報告
  3. _ tb:0
  4. _ comment:0
2015年10月29日(木)、第12回口頭弁論の報告です。

2013年の提訴から、はやくも2年が過ぎました。
約2ヶ月に一回のペースで期日が入っていたので(これまでは奇数月でした)、今回でちょうど12回目となります。
いつもと同じ大円卓の法廷で、傍聴席には原告側・被告側合わせて20名ほどの方がおられました。

今回は私たち原告から、発達心理学の3人の先生方に執筆いただいた『意見書』を提出しました。
約30ページに及ぶ(もはや論文といえます…)今回の意見書には、
既に私たちが証拠として提出していた「赤ちゃんの急死を考える会」作成のビデオ
(各ご家族の協力と管理のもと、うつぶせ寝にした状態の乳児の挙動を複数撮影した動画)の
発達心理学の観点からの分析と解説、そして、本件事故でさつきがうつぶせ寝により窒息に至った可能性についてが
豊富な資料とともに、詳細に述べられています。

ビデオそのものも、大変インパクトがあるものですが(実際に過去の裁判でも有力な証拠となっています)
専門的見地からの分析と解説が加わったことで、より説得力が高まったと感じています。
そして、この意見書は今後の保育現場・研究・行政にも大きな影響を与えうるものと思います。
(執筆者の先生方も、学会や研究会等で発表されるご意向とのことです)
望まない裁判とはいえ、行動する事を通じて少しでも何かが伝わったり変わったりすればよい…との私たちの願いが
またひとつ形になっていくことに、期待を感じるとともに、たいへん勇気づけられる思いです。

そして何よりも、私たちが事故からずっと訴えつづけてきた
「娘は勝手に死んだのではない!」「誰にも一切責任がない、なんてありえない!」という声を
こうして第三者の立場の方に、専門的な議論を通じて支持していただけることは、おおきな救いであり光です。

事故から3年、援助会員や八尾市、社協にさまざまな方法で働きかけ続けましたが
結果的に「苦しみを承知で厳しい裁判にかける」か、「全てを飲み込んで諦める」か、の
2択を迫られる形になり
悩みに悩んで、「泣き寝入りをして前には進めない!娘が勝手に死んだことにされるのは許せない!」と、
前者を選びました。
なので、提訴以降、いろいろなことはありますが、後悔はありません。(前にも同じことを書いた気がしてきました)
それに、ある意味裁判をしていなければ、こういう”報われるような”思いも、できなかったことでしょう。

娘の事故は決して起こってはいけないことでしたが、それが戻せない取り返せない現実の中では
そこからの出会いや、繋がりを思うと、私たちは幸運だと感じています。いつも、感謝の思いでいっぱいです。

裁判の報告に戻ります。
今回の裁判期日では、『意見書』のほかに
私たち原告から被告八尾市社協に対し、援助会員の研修受講を証明できる証拠資料の提出を申し立てました。
既にこれまでの期日においても要求はしていたのですが、被告側からは「証拠はあるけれど、出しません」と
任意の提出がされなかったため(なぜそういった対応だったのか、真意は不明です)、申し立てを行うことしました。
今後双方の意見をふまえて内容が妥当であるかを裁判所が判断し、認められれば裁判所から提出命令が出される、
という手続きのようです。

また、被告三者から、次回期日に「意見書」が提出されることがわかりました。

次回期日(第13回)は 12月15日(火)16:00~、 大阪地裁412法廷 となります。
傍聴・応援、何卒よろしくお願い致します。

11月28日に、「支援する会」の皆様とともに近鉄八尾駅前に立ち、
チラシ配りとマイクを使った呼びかけ行動を行いました。
事故から5年になりますが、「ああ、あの…」と立ち止まって読んで下さる方
わざわざ戻って「頑張ってね」と声かけくださった方等、寒い空の下でもたくさんの温かさに触れることができました。

その日の夕方には「支援する会」の総会で裁判報告を行いました。
と言っても、報告は会の事務局をしてくださっている方が作ってくださった素晴らしいまとめ冊子と、
お忙しい中で参加くださった弁護士の先生のお話、そして意見書執筆者の先生おふたりによる講演で
既に盛りだくさんだったので、私や夫から改めて報告する必要もないほどでした。
(実際に、その後で参加の皆様からのコメントをいただくうちに、私は胸がいっぱいになってしまい
マイクを渡されたものの、ふにゃふにゃになっていてほとんどよぅ喋れませんでした。)

昨年の1年よりも、いろいろな面で前に進んだだけでなく、横のつながりも広く深くなったと改めて感じました。
ご参加いただいた方、メッセージくださった方、twitterで応援くださった方、ほんとうにありがとうございます。

先日は、同じ保育事故の当事者として共に苦しみ、励まし合ってきた大阪市のご家族が
画期的な逆転判決を勝ち取り、私たちも元気をもらいました。
ラッコランドの裁判についてはまた別の機会に書きたいと思っています。

正しく生き、ゆっくりでも正しく歩みを進めていればいつか報われると信じ、
「ひとつしかない真実」が明らかにされることを願って、これからも頑張りたいと思います。


関連記事
スポンサーサイト

<<【裁判報告】2015. 12. 15 第13回口頭弁論がありました。 | BLOG TOP | 【裁判報告】2015. 9. 15 第11回口頭弁論がありました>>

comment

 
 管理者にだけ表示を許可する
 

trackback




ようこそ

satsuki-moonlight

Author:satsuki-moonlight
2010年11月、ファミサポを利用した1時間のあずかり中に、娘のさつきはうつぶせ寝の心肺停止状態で発見され、その後脳死状態となり、2013年10月に亡くなりました。事故と、事故以降の記録です。

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

検索フォーム

« 2017 06  »
SUN MON TUE WED THU FRI SAT
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

ブロとも申請フォーム

QRコード

QR


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。